活動実績


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  • 横張 真(東京大学大学院工学系研究科 教授)
  • 齋藤 義彦(東京都 都市整備局 緑地景観課)

  • みどりを“使いこなす”とは?

    “使いこなす”がフォーラムのテーマとなった背景を、国内外の事例を交えてお伝えしました。

    はじめに、主催4者の代表が皆様にご挨拶。

    • 佐藤 留美氏(東京の緑を守る将来会議 代表)
    • 菊池 正芳氏(東京都都市整備局 都市づくり政策部 緑地景観課長)
    • 井下 龍司氏((一般)セブン-イレブン記念財団 理事/事務局長)
    • 直井 基次氏(世田谷区みどりとみず政策担当部 みどり政策課長)
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    ■東京の民有地の緑は減っている! speaker 齋藤氏 

    齋藤氏(東京都都市整備局 都市づくり政策部 緑地景観課長補佐)から、東京のみどりの現状についてお話を伺いました。

    東京都内の公園面積は諸外国と比べると非常に小さいそうです。

    一方で、都内の民有地の緑の面積は公園の3倍もあります。

    公園の面積は増えている一方、民有地の緑は減少しています。

    齋藤氏からは、行政だけではできない、皆さんのグッドアイディアに対する期待についてお話しいただきました。


    ■“使いこなし”事例がこんなにたくさん! speaker 横張氏

    横張 真氏 (東京大学大学院工学系研究科 教授)から、国内外のみどりの“使いこなし”事例をご紹介いただきました。

    素適な事例の数々に、参加者のアイディアがふくらむきっかけとなりました。

    例えば、ニューヨークのハイライン。

    もともと高架の貨物線だったものを、壊すのではなくそのまま使い、空中庭園を生み出して成功しています。

    日本でも鉄道花鶏の利用事例があります。

    フォーラム会場のすぐそばにあるアグリス成城は、小田急線が地下を通ることになり、その跡地で農園を開設して人気を集めています。

    ヨーロッパでは、夏限定で道路をビーチに変えてしまうプロジェクトが実行されているとのこと。









    オープニングトークで伝えたかったことは、

    どこのみどりを使うにせよ、大切なのは「いろいろあり」だというlこと!

    既存の制度の中でこれもだめ、あれもだめと決めつけず、その場所が持つポテンシャルを生かして

    新しい“使いこなし”のアイディアを生み出そうというメッセージが投げかけられました!