活動実績


    speaker:
  • 鈴木 菜央(NPO法人 グリーンズ 代表理事・Co編集長)
  • 鹿住 貴之(認定NPO法人 JUON(樹恩) NETWORK 理事・事務局長)
    • facilitator:
  • 千葉 晋也(㈱石塚計画デザイン事務所 東京事務所所長)

  • 未来の東京を、緑を使った面白いアイディアで元気にしよう!をテーマに、様々なバックグラウンドの人達が一堂に会し、ゲーム感覚でこれまでにないアイディアを生み出すワークショップを行いました。まずは、鹿住氏と鈴木氏からそれぞれ事例紹介。

     

    ■緑に関する活動を行う中でぶつかる壁 speaker 鹿住氏

    認定NPO法人 JUON(樹恩) NETWORKの理事として、全国の過疎化が進む山村地域で日々活動する鹿住氏。東京では奥多摩を中心に活動中です。「多くの若者が山村部での活動に参加してくれる一方、若者はライフステージによって状況が大きく異なるため、活動の継続が課題になっている。切ってはいけない木々を切ってしまうなどの知識不足の問題もある」という若者の活動を阻む壁の話が印象的でした。また、木を切ることに対する偏見があり、間伐作業が行えないこともあるそうです。

     

    ■欲しい未来はつくろう!今注目の楽しい事例紹介 speaker 鈴木氏

    「一人ひとりが主役になれる社会」をテーマにgreenz.jpというウェブマガジンを立ち上げた鈴木氏。マガジンでは、 「ほしい未来は、つくろう」をスローガン毎日記事が更新されています。今回はその中でも人気を集めた記事を中心に紹介。公園で行う「パークウェディング」や、好きな場所を公園に変えてしまうロサンゼルスの取り組み「new People St」、車に占領された交差点を市民が取り返したアメリカの「交差点リペア」など、聞いているだけでワクワクする取り組みの紹介に思わず引き込まれました!

     

    ■ワークショップ「ミッションカード×フィールドカード=グッドアイディア!」

    お待ちかねのワークショップ!8グループに分かれてスタートです♪東京が抱える課題が書かれた“ミッションカード“と、みどりがある場所が書かれた“フィールドカード“の偶然の組み合わせから、みどりを活用して東京の課題解決ができるアイディアを考えます。ミッションカードは5種類の中からランダムに1枚配布されていて、フィールドカードは7種類の中から1枚がくじ引きで決まりました。

     

     

    さあ、どんな組み合わせが生まれ、そこからどんなアイディアが生まれるのか、各グループ真剣かつ楽しく考えました!!グループで出たアイディアの中で一番いいものをグッドアイディアとしてプレゼンします。

     

    ■100ノック イチオシはこちら!→「緑のガードレール」「ちょっと寄れる身近な森カフェ」

    それぞれのグループで出たグッドアイディアをプレゼン。同じ組み合わせのグループは1つもなく、おもしろいアイディアがたくさん!その中で、ゲスト2人の心をつかんだイチオシのグッドアイディアがこちら

     

    ☆みどりのガードレールを通学路に!

    • ミッション:カギをしめなくても外出できるような安全なまちをつくろう
    • フィールド:学校のみどり

    学校に行くまでに必ずあるガードレールを、学校で育てた植物を使った緑のガードレールに変えよう!持ち運びができるガードレールにすれば、通学時間帯や状況によって、必要な場所に移動させることができる。これで地域の交流が生まれ、優しい街になり、犯罪が減る!!

     

    ☆ちょっと寄れる「身近な森カフェ」

    • ミッション:うつ・自殺者がゼロになるようなまちをつくろう
    • フィールド:森/林

    仮設の森カフェをつくる企画。悩みがある人が集まって引きこもれる場をつくる。人が出会ったり、森のフィールドワークに参加したり、人生の明るさに気づいてくれる場。森といっても、山奥ではなく、もっとまちに近い所で行い、高齢者や障害のある人も集まれる場になれば嬉しい!

     

    ■ほかにもでました!キラリとひかるグッドアイディア!

    ☆庭天(にわてん)

    • ミッション:世界に恥ずかしくない風景がある東京をつくろう
    • フィールド:家の庭

    日本の住宅地の庭は綺麗。しかし、柵などがあってなかなか外から見えない。そんな庭を開放するため、歩行者天国ならぬ庭天国をつくる!道路の一車線を使って植木鉢を持ってくるなどして庭をつくり出す!

     

    ☆老いも若きもみんなでシェア

    • ミッション:少子高齢化社会を明るく楽しくしよう
    • フィールド:森/林

    東京には、全国各地の出身者が集まるので、その伝統的な食やモノをはらっぱでシェアする。山のきくらげを見つけて郷土料理をつくるとか、いろんなプログラムができる!

     

    ☆空地を利用したコミュニティビジネス

    • ミッション:少子高齢化社会を明るく楽しくしよう
    • フィールド:空地

    高齢者が地域と関わりながら、子ども達などと繋がれることを空き地でやりたい!空地はただでは借りれないので、運営費をコミュニティビジネスで稼ぐ。堆肥をつくったり、畑にしたり、ピザ窯をつくってピザを焼いたりして、出来たものを空き地で販売。お金の循環が生まれる!

     

    ☆魅力的な空間づくり@学校

    • ミッション:車に頼らない方が楽しくなるまちをつくろう
    • フィールド:学校のみどり

    ・屋上・校庭の菜園、マーケット

    ・ペット同伴可のカフェ(散歩のついでに寄れるようなカフェ)

    ・空き教室のコミュニティー拠点化

    学校の子ども達や地域の住民が自然と集まれる場になるといい! 

     

    ☆まちかどばたけ

    • ミッション:カギをしめなくても外出できるような安全なまちをつくろう
    • フィールド:畑

    自治会が持っている場所を使って、みんなが使える畑が出来たらいいと!自治会の会員だけでなく、誰でもできて、作った作物を食べるイベントを開いたり、売って運営費にしてもいい!自治会の活性化にもつながる。

     

    ☆人との垣根を低くする!!

    • ミッション:うつ・自殺者がゼロになるようなまちをつくろう
    • フィールド:家の庭

    外に出ないと人とのかかわりは生まれない。自分の庭にまずは出ることで、咲いた花を皆に見てほしかったりとか、自然と外部の人とのつながりが欲しくなる!