「みどりとふれあうフェスティバル」出展!

皆さんご存知でしょうか、4月15日~5月14日は「みどりの月間」です。この期間は、多くの人たちに緑についての理解と関心を高めてもらおうと、全国各地で緑に親しむイベントが開催されます。その締めくくりが、毎年5月に日比谷公園で開催される「みどりとふれあうフェスティバル」! 農林水産省や国土緑化推進機構など、緑に関連する行政や団体が主催しています。

西東京の木50選を市民とともに歩く会今年は、10日~11日の2日間にわたり、緑の恵みと木のぬくもりを見て、触れて、食べて、感じる、をテーマに、72の企業、団体、NPO等が出展し、活動紹介やクラフトなどの体験が行われました。10日には緑の感謝祭式典も開催され、「みどりの文化賞」の顕彰などが行われました。
ツアーの様子

東京の緑を守る将来会議は、セブン-イレブン記念財団ブース内で、東京の緑に関するクイズとパネル展示を行いました。1日目のスタッフは、朝早くから準備頑張りました! おかげさまで、ブースは途切れることがないほどたくさんのお客様で、大賑わいでした!!

■1分間でわかる東京の緑イロイロ

西東京の木50選を市民とともに歩く会

ここで、ブースで行ったクイズを皆さんにも出題♪

<クイズ>20年間で都民一人あたり1㎡の緑が減りました。
さて、どんな緑でしょう?
①田や畑など(農地)
②公園
③樹林など(森林)

 

 

 

 

 

正解は・・・③樹林など(森林)

実は、1990年から2010年までの間に、都民一人当たり1㎡の森林がなくなってしまったのです。
ブース内では東京の緑に関する以下のパネル展示も行いました。
・東京都23区の樹林など(森林)の面積割合TOP5
・東京都23区の田や畑(農地)の面積割合TOP5


ツアーの様子

緑が少ないイメージがある北区や品川区が[東京都23区の樹林など(森林)の面積割合TOP5]に入っていることに驚かれる来場者が多くいらっしゃいました。
スタッフも疑問だったので、区の担当者に直接確認したところ、
・北区は赤羽周辺に緑が多く残っている
・品川区は旧東海道に寺社林が多く残っている
とのことでした。東京のみどりについて、まだまだ知らないことがあるなと実感。

その他、来場者からは「東京の緑について数字で考える機会がなかったので勉強になった」「ランキングに自分が住んでいる区があったので、とても興味が持てた」などのご意見をいただき、私たちの展示が東京の緑について考えるきっかけになったようでとても嬉しいです。

■市民団体紹介コーナー

西東京の木50選を市民とともに歩く会西東京の木50選を市民とともに歩く会

ブースには都内の緑を守るために活動する市民団体の紹介コーナーも設置。 東京の緑を守ろうプロジェクトの助成団体にご協力いただき、パンフレットやベントチラシを配布しました。 来場者は、自分の地域の活動団体に興味津々!これをきっかけに、一人でも多くの方が活動に参加されますように!!

大盛況のうちに終了したみどりとふれあうフェスティバル。 ブースにお立ち寄りいただいた皆さま、準備にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
※クイズおよびパネルに使用したデータは①東京都統計年鑑平成24年 ②林野庁ホームページ ③東京都産業労働局農林水産部ホームページ を参考に作成しました。